現在、様々なブラウザが巷には存在していますが、圧倒的なシェアを誇っているのがインターネットエクスプローラー(Internet Explorer、通称IE)です。
2009年現在、自身が展開する複数のアフィリエイトサイトで仕込んでいるアクセス解析を基にしたデータで見れば、IE7が45%、IE6が40%、IE8が5%、firefoxが3%、safariが3%、Sleipnirが1.5%、Operaが1.2%、残り1.3%がその他ブラウザ、というシェアの割合が出ています。
ユーザーのほぼ全てがIEを使用していることが容易に理解できますが、だからと言ってサイトを制作する側はIEを重視して、他のブラウザを軽視して良いかと言われると、ちょっと話が違ってきます。
それはブラウザによってユーザー属性が違うからです。
大抵のユーザーはIEを使用していますが、中にはカスタマイズ機能が豊富で有名なSleipnir(スレイプニル)を標準のブラウザにしている人が居ます。
どうしてスレイプニルを使っているのか?と考えれば、単純にIEよりもSleipnirの方が使い勝手が良いからそうするのです。他のブラウザでも基本的には同じような考え方です。
『IEで閲覧するよりも、Sleipnirで閲覧した方がストレスが少ないな~。』と感じたからに他なりません。
このような感情は、ある程度WEB閲覧に時間を費やす人や、頻繁にWEBでの情報収集をしている人でないと抱かない感情です。
この事実から読み取れることはつまり、Sleipnirユーザーはイコール、ネットのヘビーユーザーである可能性が非常に高いのです。
私は自作PC系のアフィリエイトをしていますが、自作PCやカスタマイズを考えているユーザーは、PC環境にはこだわりを持っているのだから、ブラウザもこだわるだろうと思いました。
そのような仮説を立てた時点で、私はすぐにサイトのリニューアル作業を開始し、全ブラウザにおいてレイアウトが崩れないようにしました。
リニューアル前のサイトは、firefoxでは散々な有様だったからです。
そのサイトは530ページ位あったのでとても大変な作業でしたが、間もなくこの仮説は事実であったことが実証されました。
つまり、成約率が上がったのです。割合的には微々たるものでしたが、IE以外のシェアが10%程度なことを鑑みれば、これは重視するべき事例だと思います。
WEBデザイナーもHTMLやCSS等の理解は必須
また、このような事実以外にも、特にWEBデザイナーの方に言えるかと思いますが、IE以外のブラウザを軽視してはいけないと思います。
例えばいちWEBデザイナーとして、仕事でこのような問題に直面した時に、『まあ、IEで正常に表示されているから…いっか。』と考えるようではデザイナーとして失格です。
デザインとはこだわりが非常に大事なので、もし本当にデザインに真剣に取り組んでいる人なら、1pxのズレなんて気になって夜も眠れなくなるはずです。
また、WEBデザイナーとして受け手側(ユーザー)を軽視するような考え方では、独りよがりになってしまい、いいデザインなど到底出来ません。例えマイナーなブラウザでも、ある程度柔軟に対応できる知識を備えておくべきだと思います。